愛犬に適したドッグフードを

手作りドッグフードの与え方

愛犬に手作りフードを与える最大のメリットは、安全なことです。
さらに愛情込めて作ったフードを愛犬が美味しそうに食べてくれると、とても嬉しいものです。
ところが、いざ愛犬のために手作りしようと思っても、何をどれだけ与えれば良いのか悩んでしまうことがあるかもしれません。

手作りドッグフードで重視するのは、栄養バランスの良さです。
犬が食べてはいけない食材を除き、基本的に人間用の食事と同じ材料を使うのが手間も省けて良いでしょう。

手作りフードは、「肉・魚類」「野菜」「穀物」を「4:4:2」の割合で使います。
多少前後しても構いません。
肉類は、鶏むね肉やササミが高タンパクで脂質も少なくおすすめです。
野菜はだいたいのものが使えますが、大根やサツマイモなどは繊維を断ち切るようにみじん切りにして与えましょう。
穀物は、米類はもちろんのこと犬はうどんやパスタも好きです。
食べやすい長さに切って与えましょう。
他にも、きのこや海藻類も使えます。
卵は加熱すれば重要なタンパク源ですので、食べさせたい食べ物のひとつです。

分量は犬の頭ひとつ分が適量といわれますが、手作りにすると水分量も増えるので容量が多くなることもあります。
同じ体積でも、手作り食の方が市販のフードよりも低カロリー な場合がほとんどなので、過剰に心配する必要はありません。
愛犬の食べ方をみて量を調節して下さい。
食べ終わってもずっとお皿を舐めていたら、足りないのかもしれません。

犬が食べてはいけない食材とは厳密にいうと「食べない方が無難」な食材です。
食べた犬が皆病気になるということではなく、症状が出る確率が高めの食材ということです。
人間でも、卵が平気な人もいればアレルギーで全く食べられない人もいるというのと同じです。

犬が食べてはいけないといわれる主な食材は以下の通りです。

・ネギ、玉ネギ、ニンニク(煮汁も含む)
・チョコレート
・生卵(特に白身)
・レーズン、ぶどう
・エビ、タコ、イカ、貝類
・濃い味のもの

これらを食べると、中毒や内臓機能の低下をもたらす可能性が高いといわれています。

手作りドッグフードの調理方法は何でもOKですが、作りやすいのは肉や野菜を一緒に煮込む雑炊です。
簡単な上に、煮汁も一緒に味わえるので余すことなく栄養を摂ることができます。
また、蒸し料理はヘルシーですし、素材本来の風味がアップするので犬の食いつきも良くなります。
炒め物は油を使い過ぎないように気を付けて下さい。
火が通りにくい食材は湯通ししてから炒めると良いでしょう。
調理の仕方を変えると犬も飽きることなく食べてくれるので、いろいろな作り方をしてみて下さい。

犬は人間ほど塩分量が必要ないので、ドッグフードに味付けは不要です。
しかし嗅覚が優れているので、香りでおいしいと思える工夫をしてあげると食いつきも良くなります。
出汁をしっかりとる、仕上げにごま油やパルメザンチーズをかける等が手軽でおすすめです。
また塩分の摂り過ぎは良くありませんが、野菜や肉の風味を出すために呼び塩をするぐらいなら大丈夫です。
多少の塩分は尿で排出されます。

手作りのドッグフードは、それぞれの犬に合った与え方があるので、難しく考える必要はありません。
私たちの食事を作るように手軽に始めてみると良いでしょう。
ただし愛犬にアレルギーがある場合は、獣医の指示に従うようにして下さい。