ささみで手作りドッグフード
鶏のささみは、低カロリーで高タンパクなので、犬の手作りドッグフードに最適な食材です。牛肉ほど高級でもなく、スーパーなどで手軽に手に入りやすいところも魅力です。
ポイントを押さえて、楽しく手作りしていきましょう。
ささみフードの5つのポイント
- ささみは淡白なのでどんな食材とも相性が良いです。
ささみ自体があっさりした味わいなので、仕上げにゴマ油やカッテージチーズなどを使えば風味がアップします。 - 手作りドッグフードを作る時は、ささみは食べやすい大きさに切ります。
犬は野菜の消化が苦手なので、野菜類はみじん切りにして下さい。 - ささみの代わりに鶏むね肉もおすすめです。
むね肉は比較的安く入手できるのが良いですね。
皮を取り除けば、栄養成分はささみとさほど変わりがありません。
取り除いた皮は、具材と一緒に煮込めば良いダシが出て美味しいスープが作れます。 - 「肉・魚類など」「野菜」「穀物」の比率は、4:4:2が良いといわれています。
犬の消化機能から考えて、肉類は多くなっても問題ありませんが穀物の割合は増やしすぎないようにして下さい。 - 犬は「猫舌」です。
熱いものはひと冷まししてから与えるようにしましょう。
ささみを使ったメニュー
■ささみのチーズ焼き
ささみと、ほうれん草・かぼちゃ・人参などの野菜を茹でます。
火を通したささみと野菜にとろけるチーズを乗せて、オーブンかトースターで焦げ目がつく程度に焼けば完成です。
■ささみの豆乳リゾット
水を使わずに豆乳でささみと白菜・人参・キャベツなどの野菜を煮込みます。
お好みでゴマやゴマ油をかければ出来上がりです。
■さっと茹でたささみトッピング
表面の色が変わる程度に茹でた半生のささみなら、加熱では得られない生きた酵素を摂取できます。
いつものドッグフードにトッピングするだけでも、犬の楽しみを充足させられます。
半生で食べる時は、必ず新鮮なささみを使うようにして下さい。
■ささみジャーキー
手づくりのささみジャーキーは、香りが良くて犬の食いつきがとても良いです。
ささみを薄く切り、天板に並べて150度のオーブンで20~30分焼けば完成です。
人間が食べる時は塩コショウを振ると良いのですが、熱いうちなら味付けなしでもおいしく食べることができます。
ささみは、カロリーを気にする肥満犬や高齢犬にも強い味方です。
合わせる素材によっていろいろなドッグフードが作れるので、ぜひ愛犬の食べる喜びを満たしてあげましょう。