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ドッグフードをあげる量を変えるタイミングは

犬はライフステージや体調・体質によって、食事量を変えなくてはなりません。
一般的には下記のタイミングで食事量の調節が必要になるため、覚えておくようにしましょう。

ライフステージが変化したタイミング

犬のライフステージは乳児期から始まり、幼犬期を経て成長期に移行し、維持期を迎えます。
メス犬はその後、繁殖期(妊娠・授乳期)を迎えることもありますが、すべての犬は維持期を経て高齢期を迎えます。

ライフステージが変化すると必要な栄養要求量が変わり、新しい成長段階に入るたびに食事量も調節する必要があります。

一般的には食事量を多く必要とするのが成長期、繁殖期(妊娠・授乳期)です。
維持期は成長期よりも食事量を抑えることが多く、肥満予防のために食事量をコントロールする必要があります。

また高齢期に入った場合は、各種疾患予防や体調管理のため食事量を減らすこともあれば、消化管の衰えによって栄養をうまく吸収できなくなり、食事量を増やすこともあります。

ライフステージが変化したタイミングで、食事量も調節が必要になるため注意しましょう。

肥満を予防したいタイミング

食事量は肥満と密接なつながっているため、肥満を予防したい時には食事量を減らさなければならないことがあります。
ただし最近では肥満予防用の低カロリー設計のフードもあり、フードの量を減らさずにカロリーをコントロールできる場合もあります。

肥満の程度によって現在の食生活や量を少し変えるだけで済む場合もあれば、フードの切り替えが必要になる場合もあるため、獣医師などの専門家に相談しながら犬に合う肥満予防法を取り入れてみましょう。

四季が変化するタイミング

犬は体温をあげなければならない冬場にカロリー消費量が多くなりやすく、夏場はカロリー消費量が少なくなる傾向があります。
特にこの傾向は外気の中で過ごす時間が長い、室外犬でより顕著になります。

そのため外で過ごすことが多い犬には、冬場は食事量を増やしてあげる必要があります。

また室外犬は季節の変わり目にストレスを抱えやすく、食欲不振に陥ってしまうことがあります。
その場合は少量で必要なカロリーや栄養を補えるような、高密度なフードを試してみるとよいでしょう。

活動量が変化するタイミング

室内で大人しく過ごすことが多い犬と、活発に動き回る犬とでも必要なカロリーや栄養要求量は変わってきます。
活発に動き回ることが多い犬ほどカロリーや栄養も多く必要とするため、食事量を増やしてあげる必要があります。

病気治療で食事管理が必要になったタイミング

病気治療の一環として、食事管理が必要になるケースもあります。
その場合は食事量を増減したり、また量だけでなく回数を変更したりします。

ドッグフードを切り替えたタイミング

犬にとって必要なフードの量は上記の通り、犬のライフステージや体調・体質によっても変わりますが、どのようなドッグフードを与えているかによっても変わります。

例えばカロリーや栄養密度が高い、高脂質・高タンパク質なフードは比較的少量で済むことが多いのに対し、逆の設計のフードでは比較的量を多く必要とします。
また水分含有量の多いウェットフードもカロリーや栄養密度が低くなりやすいため、量を多く与えなければなりません。

ドッグフードを切り替えた時は、与える量も変わることがあるため注意しましょう。

犬を飼っていると食事量を変えるタイミングがごく自然に訪れます。
もしも切り替えるタイミングがわからない場合は、獣医師など身近な犬の専門家に相談してみるようにしましょう。

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