ドッグフードのパッケージ(箱)
ドライフードのパッケージによく使われているのが紙製の箱です。よく見かけるのが紙製の箱の中に、プラスチックフィルムまたはアルミ蒸着フィルムの袋に入ったドッグフードが詰め込まれている二重構造のパッケージです。
ドッグフードの保存性は容器やパッケージにどのようなものが使用されているかでも変わってくるため、ドッグフードを選ぶ時はパッケージも併せてチェックしてみましょう。
紙製の箱を採用したパッケージには、以下のような特徴があります。
紙箱の中にフィルム包装されたドッグフードが入っている
紙箱は通気性もよく水や火にも弱いため、通常そのままドッグフードを包装する容器としては使われることがありません。一般的にはプラスチックフィルムやアルミ蒸着フィルムの中にドッグフードを入れて密封し、それを紙箱に入れたものが製品として販売されています。
箱が衝撃を吸収してくれるため、ドッグフードの割れ・欠けが起こりにくい
箱に入ったドッグフードは運搬中の衝撃にも強く、また面が平らなので倒れたり位置がずれたりしにくいため、移動中の衝撃からフードを守ってくれます。そのためドッグフードが衝撃によって割れたり欠けたりすることが少なく、変形しにくいという特徴があります。
一般的なドッグフードは発泡状をしており、割れると空気に触れる面積が増えるため、そこから酸化が進みやすくなります。
フードの割れ・欠けが少ないということは、それだけ保存性も良くなるということにもつながります。
移動中の衝撃にも強いため、通信販売でも安心して購入できる
ドッグフードを販売しているペットショップは、ドッグフードの適切な保管方法にも詳しい店舗が多いため、直接購入する場合はもっとも安心してドッグフードが購入できるお店です。ただし通信販売を利用する場合はペットショップがどれだけ安心なお店でも、運搬会社がドッグフードを適切に保管し運んでくれない限り、輸送時の衝撃を受けてフードが傷みやすくなることが考えられます。
紙箱入りのドッグフードは衝撃性に優れているため、通信販売でフードを購入する時は安心材料が多いパッケージと言えます。
ただし紙箱は湿気や熱に弱いため、梅雨時期や真夏などに遠くからドッグフードを取り寄せる場合は、中身に使用されているドッグフードのフィルムが防湿性や耐熱性などに優れているかどうかはチェックが必要です。
少しでも作り立ての状態を維持したドッグフードを購入したい時は、温度変化が少なく涼しい季節に、振動や衝撃に強いパッケージを採用しているフードを取り寄せるようにするのがお勧めです。
ドッグフードの容器に何が使用されているかで、ドッグフードそのものの保存性も大きく変わってきます。
少しでも品質が良く、新鮮なフードを購入したい時はぜひパッケージ素材にどんなものが使われているかもぜひチェックしてみてください。